縫いとじられない赤い糸

小奇麗な言葉で曖昧にごまかすのにはほとほと疲れてしまったから。そろそろ本当の話を始めませんか。身もふたもない、本当の話を。

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そうして今日も陽は暮れて

2018年 平成30年なんだって
昨年の今ごろは 入院だ手術だって忙しくしてたのが
まるで昨日のことみたいだよ


新しい年が始まったばっかりだというのに 
こんなこと云うのもどうかと思うけど
なんだかもう 何もかもどうでもよくなっちゃってさ
行ってた作業所も辞めちゃって
ごはん食べるのもめんどくさくなっちゃって
部屋の掃除するのも億劫で
詩を描く気力さえ失せちゃって
ほら またあの病気がはじまったよっていう体で


けどおかしいのはさ どうせ朝起きられもしないんだから
目覚ましなんかセットしなきゃいいのに
解除するのもめんどくさくって
毎朝きっちり5時30分にスマホから鳴りだす中島みゆき
また朝がきてしまったと ひどく気分が落っこちちゃって
それは決して中島みゆきのせいなんかじゃなくて
いい歳こいた大人が いまだにどうやって生きていったらいいのか
いっそ消えて無くなってしまえばいいのにと思いながら
無駄に肺呼吸しているだけの自分に ほとほと愛想が尽きるからで


読みたくて買ったドストエフスキーの『罪と罰』は
文字を追うばかりで内容が全然入ってこなくて
どこにも行きたくないから部屋着のまま 髪もボサボサで
やることと云ったら 一日中ドラマばっかり観てて
昨日は『カルテット』全話観ました
一昨日は『最高の離婚』で
その前が『Mother』でした
今日は『それでも、生きていく』を観ようかと思ってます
ってそれ全部坂元脚本じゃんと
そこは突っ込まないでやってください


午前8時 窓の外 
寒空の下 冷たい風に身を縮め
マフラーに顔を埋めながら通り過ぎていく人たち
あたしはもう一度布団の中で丸くなり 自分をダメにする



          誰に似たんだか 娘が頭がいいだってよ
          そうですか 似ていて悪かったですね


          言葉に棘があるんだよ 誰かにそっくりだよ
          そうですか そっくりで悪かったですね


          感謝されたって憎まれる筋合いはない
          そうですか 感謝って人に云われてするもんじゃないですよね



悲しみのない人間なんかいない
悩みのない人間なんかいない
他人から見たら大したことじゃないことでも
ケガをすれば 血を流せば
痛いことに変わりはない


あたしは疲れてしまったんだ
他人があたしに対して壁を作っていることにも
それが解ってしまうことにも
言葉じりをとって いちいちつっかかれることにも
見た目ばっかり気にしてしまうことにも
決して通じ合うことのできない想いにも
些細なミスで すべて台無しにしてしまう自分にも
去られるくらいなら 最初から関わらなければいいと
全然大丈夫じゃないくせに 大丈夫なふりするその態度にも


だからもう あたしは人に期待なんてしないと決めた
期待なんて所詮 自分の思い通りの返しが欲しいだけだから
あの人がこう云ったから あの人にそうされたから
何を云ってもらえば 何をしてもらえれば満足するのか
期待は失望を生む 期待は不満を生む
不満はストレスになり 積もり積もればいずれ大爆発だ
誰も得しない
だからあたしはもう 期待することをやめたんだ
他人にも 自分にも


20歳の誕生日がきたら自殺しようと考えていたのはいくつのときだったっけ
あれから20年
いまだ 何ひとつ変わっちゃいないよ
変わったことと云えば ここ10年余り
精神薬が手放せなくなったってことくらい


一生懸命に生きてる人からしたらふざけんなだろうけど
なんかもう 何もかもどうでもよくなっちゃってさ
ホント 何にもする気が起きなくって
眠れない夜 温かい紅茶を飲みながら
パソコンの前に座って観ている
それでも、生きていく




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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

詩でしか云えない | コメント:2 |

大人守唄

ホームに立ち尽くして 聴いていたんだ中島みゆきを
どんなに淋しくても どんなに侘しくても
声に出して云えないあたしみたいな者には
みゆきの唄が心に沁みる


最終電車だというのに ラッシュアワーみたいで 
あたしはつり革につかまりながら 流れてく景色をぼんやり眺めてた 
暗がりに点々と灯るあのひとつひとつに生活がある
いくつもの出逢いと別離があって いくつもの育みがあって
悲しみがあって ささやかな幸福があって
失望を抱えながら 絶望をかみしめながら
それでも求めることをあきらめない 欠片みたいな希望を抱いて
みんなそれぞれ 帰るべき場所を探して生きている
行き場を失った者たちだけが 夜の街中で迷子になる
私の帰るべき場所はどこにあるのでしょう
その場に座り込んでしまいそうな気持ちを どうにかこうにか我慢して
右を向いても左を見ても みんな一様にスマホをいじくってる
そういえばこの頃は 電車の中で本を読んでいる人を見かけなくなったな
あと何年か後には スマホも過去の産物になっているのだろうか
座れている人が悠然と眠っている あんぐり口を開けながら
なんだか無性にその口になにか突っ込んでやりたい衝動に駆られたけど
変な人に思われても困るので そこはグッと我慢の子
はあ 今日がざわざわと終わってゆく


駅から少し歩いたところにある小さなアパート
灯りのない部屋だけがただ あたしの帰りを待っていた
干しっぱなしの洗濯物は まだ乾かない
流しにつけっぱなしの食器たち 誰が洗うのと急き立てる
ごめんなさい 今日のあたし もう限界なの
明日になったら そう きっと明日になったら
疲れすぎた躰をベッドに投げ出して 眠れない目を瞑る
今夜もまた あの夢に悩まされるのだろうか
忘れようとして 棄てようとするたび
戻ってきてしまうあの夢
あたしは一体 何を求めているのだろう
何を探し続けているのだろう
いや いまは何も考えたくない
考えるとまた頭の中が勝手に騒ぎ出すから


ワケもなく零れ出す涙 鼻に伝ってツンと痛い
生きることはどうしてこんなにも大変なのか
誰も教えちゃくれなかった
よい行いをしていれば きっといいことがあるって
いいことなんて 一体どこにあるっていうんだ
次から次へと 大変なことばかり襲ってくる
あたしが一体なにをしたというの?
生まれたことが罪ですか
生きることは罰ですか
罪も悪も罰も その断を決めているのは一体誰なのですか


窓の外 近所の飲み屋から聞こえるへたくそなカラオケ音
酔っ払いたちが小競り合い なにやらおまわりさんと揉めてる模様
向いのマンションの角では
誰かがさっきからずっと ケイタイでしゃべり続けてる
そんなこんなをすべて知らぬ存ぜぬな顔をして
街灯が 煌々と夜の闇を照らし続けてる
今夜も眠れる気配がない
あたしはリモコンを手に取り
おもむろにステレオの再生ボタンを押した
他にわかりあえるものなどなにもないメロディが流れ出した
大人だって泣きたいときくらいあるんです
なにかに縋りたいときだってあるんです
今夜もだからあたしは 中島みゆきに救われるのです





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詩でしか云えない | コメント:0 |

誰も知らない

今日 ひとりの男が電車に飛び込んで死んだ
理由は誰も知らない
朝のラッシュ時だった 駅は通勤客でごったがえしていた
アナウンスが流れる 
「○○駅にて人身事故のため 電車大幅に遅れています」
人々は口々に云う
「この忙しい時間に」「死ぬなら他でやればいい」と


男はとある出版会社に勤めていた
毎日が残業の日々だった
月300時間を超えることもザラだった
上司に窮状を訴えたところで
俺たちの時代は 残業なんてまだマシなほうで
徹夜なんてこともよくあったな などと
云われるだけならまだしも
仕事もできないくせに生意気云うな と
いらぬ説教をされるのが関の山だった
増え続ける書類の山 処理切れる仕切れないは問題ではない
仕事ができないと思われたくなくて ただ一心に仕事しただけだった
誰よりも遅くまで残って仕事した
毎日終電間際だった
深夜部屋に帰るともう何もしたくなくて
倒れるようにベッドにへたりこんだ
疲れているのに あの書類の山に埋もれて
窒息する夢を何度も見る
だからうまく眠れない
朝5時半 無情の目覚まし
今日も長い一日が始まる
このまま会社行きたくないな
でも行かなかったら 即クビにされるだけだし
睡眠不足と疲れからうまく頭が働かないまま着替えて部屋を出た
だけどどうにも足が重い
月300時間の残業はサービス残業で
もちろん残業代なんて出してはもらえない
一体なんのために働いているのだろう
仕事を替えればいいだろうと他人は簡単に口にする
一体 いつ新しい仕事を探しに行けっていうんだ
駅のホーム ごった返す人ゴミの中
もうこの中にはいられない
どうすれば今日 会社へ行かなくて済むだろう
そう思っているうちに 自然に足が前に向いていた
もうこれで楽になれる


通勤時間帯の事故 誰もが忙しなさそうに
電車遅延のアナウンスに舌打ちしている
たった今 人がひとり死んだことなんてどうでもよく
それよりも私たちは 朝の会議に間に合うかどうかの方を気にしてしまう
震災で失われた命には手を合わせても
この電車を止めた自殺者はただの迷惑な存在でしかないのか
命は尊いものだと 教わってきたはずじゃなかったのか


人ひとりの命にどれだけの価値があるんだろうか
身近な人じゃなくても
見ず知らずの誰かでも
その人を大事に思っている人がいて
その人を愛してやまない人がいて
その人がいてくれないと困る人がいて
だったら、身近だろうが他人だろうが
その価値は変わらないはずなのに
男は会社の駒としてこき使われ
社会の犠牲になって死んだ
これは全部想像だ 今日電車に飛び込んだ男についての
その男は もしかしたら自分だったかもしれないのに
いま舌打ちした人間は 私も含めて
弱者を踏んづけて 平気な顔していられる人間だ
そんなふうになりたくなかった
そんな自分ではいたくなかった


今日 ひとりの男が電車に飛び込んで死んだ
理由は誰も知らない






詩でしか云えない | コメント:2 |

ライフ イズ ビューティフル

夕暮れ時になると思いだす
冬の岸辺にウミネコ一羽
死んだ魚をついばんでる



大人しい子供だった
要領の悪い子供だった
保育園のころ いじわるな女の子に
毎日つねられたりしていたのに
それを口に出して云えない子供だった
同じことをしているのに なぜだかいつも
怒られる役回りばかりだった
気取ってるとか 澄ましてるとか
自分ではそんなつもりはないのに
いつも他人からそんなふうに見られてた


ズルい子供だった
いい子ちゃんだった
点数を稼ぎたくて せっせとドリルを解いては
学校で見せびらかしていた
小学校2年のとき 漢字の宿題が出た
教科書の巻末に書かれていた 100字近い漢字を
全部書いてこいという宿題だった
眠い目を擦りながら 23時近くかかってなんとか仕上げた
次の日学校へ持っていくと やってこない子が3~4人
当時の担任は 連帯責任という妙な言葉が好きな先生で
全員がやってくるまで その宿題は出され続けた
はっきりいって拷問だった
正直 先生の考えが下らなく思えたけれど
やっていかなければ 結局終わらないのだからやるしかなかった
ある日 一向にやってこない同級生に対し あたしは業を煮やし
思わずその子の頬を思いっきりビンタしてしまった
ビンタしてしまってから 自分でも驚いてしまったけれど
だけどその子が悪いんだから あたしは悪くないんだからと心に云い聞かせた
結局あの宿題はどうなっただろう
あれから間もなく やってこない子はそのままに 出なくなったような気がする


好き嫌いがはっきりした子供だった
勉強は好きだった
小学校のころは算数が好きだった
ひとつ問題が解けるたびに喜びを感じた
読書はあまり好きではなかった
気に入った本ばかり しかも気に入った箇所ばかり
繰り返し繰り返し読んでいた
いつだったか 遠足のことを書いた作文が
市の機関紙に載ったことがあった
あんなもののどこがよかったのか 今もって不思議だけれど
自分の書いた文章を褒めてもらえたことが
単純に嬉しかった
このときの出来事がなければ あたしはいま 描くことをしていなかったと思う
不器用な自分がコンプレックスだった
運動もキライだった
走るのも遅いし ドリブルもできないし 自転車にも乗れなかった
運動ができないことはあまり気に病んではいなかった
そんなことができなくても 歩くことさえできれば
なんとかなると 強がりじゃなしに そう思ってた


友達作りは下手くそだった
というか どうやったらいいのかまるで見当がつかなかった
周りがどんどん誰かと親しくなっていく中
あたしはただ ひとり呆然とそれを眺めてた
輪に入ることができなかった
仲間に入れて ということもできなかった
臆病者だった 嫌われるのが怖かった
実際 嫌われてると思った
自意識の強い子供だった


早く大人になりたかった
早く大人になって ひとりで生活できるようになりたかった
家から早く出たかった
家にはどこにも息をつける場所がなかったから
大の字になって眠れる場所がほしかった
別になりたいものなんて なにひとつなかったけれど
それだけが唯一 なりたい自分だった
なれると思ってた 大人になればなんにでもなれると
いま考えれば 浅はかにも程があるってものだけれど


大人になっても あまり変わらなかった
いつまで経っても 他人との付き合い方を学ぶことができなかったし
どうすれば好かれるのかさえもわからなかった
そのうち 自分が生きているのかさえ よくわからなくなった
いつの間にか 死を夢見るようになっていた
太宰治の人間失格を 表紙が破けるほどに愛読し
完全自殺マニュアルという本を 隅のすみまで
何べんも何べんも繰り返し繰り返し 読み返した
死んでしまいたかった 何もかも どうでもいいと思った


いくつかの出会いがあった 
一緒にいるときはみんないい人だった
だけど別れる時は 何故かみんな怒っていた
彼らが何故怒っているのか あたしにはわからなかった
わからないから怒っていたのかもしれない
あたしが彼らに怒らせるようなことをしたということなのか
だったらお互い様じゃないかと いまさら云ったって遅いけれど
もしも伝えることが出来るなら そう伝えてやりたい



          夕暮れ時 長い長い影法師が
          いつまでもあたしのあとをくっついてくる
          あたしはなんだか侘しくなって 
          思いっきりその影を踏んづけてみたけど
          影はうんともすんとも云わず
          なおもあたしのあとをくっついてくる



生きるのが いやでいやでしょうがないのに
今日 エレカシのベストをネットで予約しちゃった
ため息しか出てこないとかいいながら
さっきからせっせと こんなどうしようもない詩を描き綴ってる
死にたいけど生きたい
生きたいけど死にたい
弱虫でズルくて臆病者でめんどくさがり屋だから
きっとそれがあたし
生きているから死ぬことを考える
じゃあ死んだら もう何も考えなくていいのかな
生の中に死はあるけど 死の中に生はない
死は永遠に死のままだ


別に死にたいまんまだっていいじゃないか
別に人生に絶望していたっていいじゃないか
誰に迷惑かけているわけでなし
自殺願望丸出しだって 絶望してたって 
時々心躍る出来事に出逢うことだってある
みゆきの夜会は全部観てから逝きたいし
春になったら 桜が咲いたらお花見しようねって 
エレカシのライブまた行こうねって
とんかつ食べに行こうねって約束した友達いるし
こんな友達の作り方もわからないような人間でも
あたしのこと 否定しなかった人たちがここにいる
だからあたしがあたし自身を否定しちゃダメなんだ
あたしのこと好きになってくれた人たちのために
あたしはあたし自身を 肯定してやらなきゃダメなんだ
死にたいは生きたい
生きたいは死にたい
死にたいまんまだっていいんだ 否定する必要なんてないんだ
それでも生きてさえ 生きてさえいれば
全力で死を引っ張りながら これからもあたしはきっと生きてゆく


そうこうしているうちに 40まで生きてきてしまった
これから先 どうなっていくだろう
どうなってしまうんだろう
きっと何も変わらないんだろう
何も変わらないまま生きて 死んでいく
それがきっと あたしという人間なんだ



夕暮れ時になると思いだす
冬の岸辺にウミネコ一羽
死んだ魚をついばんでる







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サヨナラも云わずに


死にたいって云っているうちは きっとまだどこかで止めてほしい気持ちが残ってる
リスカも自傷も死ぬためにやってるんじゃない 
あれは生きていることを確認するための行為
もし本当に死にたくなったら きっともう何もしゃべらなくなる
身のまわりのものを整理しはじめる
ドラッグストアでクスリを大量に買い込んだり
処方されたクスリを飲まずにため込んだり
一緒に飲むための度数の強いアルコールを用意したり
ホームセンターであら縄を買ってきたり
飛び降りられそうな高層ビルなんかを下見したりしはじめる
蝋燭が消える前のように なにかふっきれたように他人からは見えるようになる
自分の短い人生を統括しはじめ 遺書を書きためるようになる
本当に死んでしまう人は 誰からもそうと気づかれないように振る舞う
あんなに普通そうに振る舞っていたのにどうして?と
いなくなってはじめて 周囲が口を揃えて驚くものなのである

**
死にたいって思ったから死にたいって云っただけなのに
かまってちゃん扱いなんてちょっとひどすぎです
そんなネガティブな発言 すんじゃねーよ
ごもっともです わかってます
ポジティブな発言ばかりはしてられないだもの
仕方がないじゃありませんか
心がちょっと疲れているんです
やさしい言葉がほしいわけじゃないんです
深い深いため息みたいなものなんです
あなたは疲れることはないんですか
弱音を吐きたいときはないんですか
気力で乗り切れるほど強いんですか
残念ながらあなたみたいに強くできてないんです
誰も聞いていないような掲示板にそっとつぶやくくらいいいじゃないですか
そんな冷たい目をして蔑むように見るのはやめてくださいませんか

***
もう生きているのが嫌なんだ
死んでしまいたいんだ
何もかも終わりにしてしまいたいんだ
そんなことばかり考えていた某月某日
10月に行われるエレカシのライブチケットを応募していたことを
すっかり忘れていて
当選通知のメールが届いたんだ
しかも友達と行く2枚分
10月まで生きる理由ができた

****
花に嵐の喩えもあるさ
さよならだけが人生だ

*****
ねえ君 もし僕が君になにも云わず
ある日突然この世から姿を消してしまったら
君はどうしますか
やっぱり悲しませてしまうかな
それともいつもと変わらず 普段通りに過ごしているのかな
ねえ君 僕は忘れないよ
君と見た井の頭公園の桜のこととか
一緒に食べた日本一おいしいミートソースパスタのこととか
はじめて観に行った中島みゆきのコンサートのこととか
押しつぶされそうになりながら興奮したエレカシのライブとか
上野の美術館の像の前で一緒に写真を撮ったこととか
どれもこれも 僕にとっては大切な 大切な宝物です
ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね
本当はもっと君と一緒にいたかった
いろんなところへ行きたかったけれど
もう ダメみたいです
ほとほと疲れてしまいました
弱虫だって責めてもいいです だけど決して君のせいなんかじゃないって
それだけはどうか解ってください
ひとつ君にお願いがあります
月のきれいな真夜中起き出して 僕の好きだった『PAIN』を聴きながら
静かにそっと 泣いてはくださいませんか







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