縫いとじられない赤い糸

小奇麗な言葉で曖昧にごまかすのにはほとほと疲れてしまったから。そろそろ本当の話を始めませんか。身もふたもない、本当の話を。

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それは意外と簡単な答えでした

みんな終わりにしようと思ってたんだ
いいことなんてひとつもなかったし
こんな人生もういらないんだ
さようなら
さようなら
もう思い残すこともありません


なのに なのにおかしいね
さっきからお腹がぐうぐうなっちゃってさ
心はずっと死にたがっているのに
躰は生きるためのサインを送り続けてる


なんだかそれが
無性におかしくて悲しくて
15分くらいひとりでゲラゲラ笑った
笑ったら余計にお腹がなって
そういえばまだ
昨夜の残りのシチュウが鍋に残ってたなあと
これまた急に思い出したりして


生きるってことはもしかしたら
そんなに難しいことじゃないのかもしれない
複雑そうに見えて案外単純で
単純そうに見せといて複雑にこんがらがったりする
だけどこんがらがってしまった糸は
もうそこで切ってしまえばよかったんだ
そうだそうだ
そうすればよかったんだ
ただそれだけのことだったんだ


なあんだ 

まだちゃんと笑えるじゃないか



だから
死ぬのはまた今度でいいや



もうちょっと もうちょっとだけ
生きてやってもいいかなと


シチュウを温めなおしながら思う
3月某日




テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

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