縫いとじられない赤い糸

小奇麗な言葉で曖昧にごまかすのにはほとほと疲れてしまったから。そろそろ本当の話を始めませんか。身もふたもない、本当の話を。

風の笛 / 中島みゆき


つらいことをつらいと言わず
イヤなことをイヤとは言わず
呑み込んで隠して押さえ込んで
黙って泣く人へ

ええかげんにせえよ
たいがいにせえよ
あけっぴろげだったお前はどこへ消えた
ええかげんにせえよ
たいがいにせえよ
目一杯だったお前が気にかかる

言いたいことを言えば傷つく
大切なすべてが傷つく
だから黙る
そして耐える
それを誰もが知らない

ならば 言葉に出せない思いのために
お前に渡そう 風の笛
言葉に出せない思いの代りに
ささやかに吹け 風の笛


言葉に出せば通じることもある
言葉に出せばこじれることもある

目を上げてみな
アゴ上げてみな
言えないこと呑んで溺れかけている

黙るより他思いつかず
決めたんならそれもいいだろう
そして黙る
そして耐える
それを誰もが知らない

ならば 言葉に出せない思いのために
お前に渡そう 風の笛
言葉に出せない思いの代りに
ささやかに吹け 風の笛


つらいことをつらいと言わず
イヤなことをイヤとは言わず
呑み込んで隠して押さえ込んで
黙って泣く人へ

言葉に出せない思いのために
お前に渡そう 風の笛
言葉に出せない 思いの代りに
ささやかに吹け 風の笛
言葉に出せない思いの代りに
ささやかに吹け 風の笛




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この曲は、2012年に発表されたアルバム「常夜灯」に収録された1曲です。
このアルバムに収録されている曲は、中島みゆきの中でも特に
歌詞がシンプルでストレートなものが多く
初めて聴いたときには、いつにも増して全身が震える感覚がおそいました。

特にこの曲は、あたかもみゆきは私のことを知っていて
私のことを歌ったのではないかと思うくらいに
歌詞が自分にぴった当てはまりすぎて
とても冷静では聴けなかった1曲でした

みゆきの、厳しくもやさしい思いが込められた
とても好きな曲のひとつです

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